オンライン寄付サイト Invest in the Future

レポート情報

Umba stone

リンクURL:http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=rm&rmk=10936

かつて“Mbokomuの人々の 心のよりどころ”と言われ ていたUmba stone。「これ が?」というほど小さい。
かつて“Mbokomuの人々の
心のよりどころ”と言われ
ていたUmba stone。「これ
が?」というほど小さい。

 タンザニア・ポレポレクラブでは、ここ数年現地調査のたびに、森や村(テマ村)の中に残る古の知恵や伝統について調べている。今回はそんな中で、村にあるいわれのある石、岩についての調査を行った。

 もっとも「いわれのある」といっても、実際のところ、すでに多くの村人たちにはその存在すら忘れ去られているのが現状で、探すのはどうしてどうして、なかなか大変である。

 ここでご紹介するのは、“Umba stone”という石である。この石は、元々はキリマンジャロ山の東南に位置するUsambara山塊からやってきたUmbo民族が、自分たちの移動ルートの道々に据え付けていったようである。日本の漬け物石を一回り大きくしたくらいのような大きさで、先が尖った形をしているのが特徴である。この石がどういう訳か、その後私たちの活動地であるテマ村を含むMbokomu地域では、“Mbokomuの人々の精神の象徴”として扱われるようになった。




村には“Rukonistone”と呼ばれる岩もある。こちらは 写真の通り、身の丈ほどもある大きさ。上部に溜 まった 水を体につけると、特定の病気が治ったと言われている。
村には“Rukonistone”と呼ばれる岩もある。こちらは
写真の通り、身の丈ほどもある大きさ。上部に溜 まった
水を体につけると、特定の病気が治ったと言われている。

 漬け物石ほどの大きさなので、掘り上げて動かすことも容易な筈なのだが、なぜか「どんなに掘っても決して動かすことの出来ない石」と言い伝えられている。実際、かつてキリマンジャロ山に暮らすチャガ民族同士が争っていた頃、Moshi地域の一派がこのMbokomu地域を攻めた際、敵の精神たるこの石を引っこ抜こうとしたらしいが、努力もむなしく失敗したらしい。





“Rukonistone”
“Rukonistone”

 そんな貴重な石の筈なのだが、今では知る人もほとんどなく、村の道端に半ば放置されている。一緒に石を捜してくれた村人が、「そんな大切な石があったなんて。何とかして守らなければ・・・」と言っていたが、当会では今後も、こうした伝統、文化を見つめ直す作業を、村の人たちと続けていくつもりである。





活動レポート

2013/05/19

Umba stone

2011/12/04

水(みず)


メルマガ登録 | お問い合わせ | サイトマップ | FAQ | 特定商取引法に基づく表記 | プライバシーポリシー | セキュリティについて

Copyright © Public Resource Foundation. All Rights Reserved.