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レポート情報

支援コーヒー農家グループの生豆品質状況

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KIWAKABOのメンバーの一人キリホさん(左側)彼の畑を指導で訪れた指導員のキサンガさん(右側)
KIWAKABOのメンバーの一人キリホさん(左側)
彼の畑を指導で訪れた指導員のキサンガさん(右側)

 当会が新品種苗木の普及を支援しているキリマンジャロコーヒー生産者グループKIWAKABOによる、コーヒーオークションへの生豆の直接出品が、ほぼ実現する見通しとなった。

 当会のコーヒー農家支援の目標は、高品質豆の生産とそれによる高価格販売の実現であるが、高価格販売を実現するためには、従来の協同組合(KNCU)を通した出荷ではなく、自らによるオークションへの直接出品、もしくは直接輸出の道を開拓しなければならない。

 今回、前者すなわちオークションへの直接出品が実現の見通しとなったことは、高価格販売実現に向けて、大きく前進したことを意味する。
ところで、その前段階である肝心の品質状況はどうなっているだろうか。今回出荷したコーヒーの品質試験結果(格付構成比)は、次のようなものであった。
 AA=10%、A・B/PB=77.5%、UG=12.5%。
これをタンザニアコーヒー公社(TCB)の2003/04年度~2009/10年度の生産量統計資料から得られるデータと比較してみると、その構成費はおよそAA=20%、A・B/PB=55%、その他(C、E、AF、TT、TEX、Fの合計)=25%となっている。このうち比較的品質の良いAAとA・B/PBを合わせた合計は、KIWAKABOが87.5%、TCBデータが75%となり、KIWAKABOの品質が上回っていることが分かる。

 ただし、最高格付けであるAAは、前者の10%に対して後者は20%であり、上記の結果は決して満足できるものではない。この点は、今後新品種の収穫量が増えてくることから改善が図られると考えているが、さらなる品質の向上を目指して、栽培管理の徹底を求めていく必要がある。
いずれにしろ、ここで高価格販売が実現すれば、多くのコーヒー栽培農家が勇気づけられることになり、それがまた高品質豆栽培への強いモティベーションとなっていく。
これまでの低価格→やる気の喪失→品質の低下→低価格のままという負の連鎖から、高価格→やる気の向上→品質の向上→高価格の持続という正の連鎖へと転換を図れるか、オークションの結果は、私たちの取り組みの一つのメルクマールとなってくるだろう。







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