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レポート情報

障害者手帳を持っている人は入店お断り!?

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DPI障害者権利擁護センターに、『障害者手帳を持っている人は入店させない』と言われたという相談がありました。

■経緯■
Aさんは精神障害者手帳を持つ40代の男性です。自宅近くにあるインターネットカフェを気に入り、10回以上利用していました。

その間、店とのトラブルは一切なし。ある日、店長はAさんが障害者手帳を持っていることを知ると、いきなり、「障害者は店を利用させない」と言い出しました。「障害者だというだけで、なんで入店できないのですか?」と抗議するAさんに、店長はなんと、警察を呼ぶという暴挙!

店長は、「以前、別の障害者に無銭飲食をされたことがあり、それ以来、障害者は入店拒否している。店に誰を入れるかは店長の自由だ」と、話し合いにも応じません。

Aさんからの相談を受け、DPIの相談員と共に、法務省に対し「以前のように普通に入店したい」「店の対応を改めて欲しい」と人権侵害の相談をしました。

しかし、法務省からの説得にも応じず、店長は「しつこい!」と拒否を続けました。以前のように店を利用したい相談者Aさんの思いに寄り添い、話し合いを続けましたが、店側の入店拒否の姿勢は変わらなかったため、ついに裁判に至りました。

<原告Aさんからのメッセージ>
私は、障害者手帳をもっているという理由だけで入店を断られ、とてもショックを受けました。店の壁には「神経症は君だけじゃない」というポスターが貼られていました。表面的には精神病をもつ人を応援して、裏で差別をするような店の対応は納得できません。

あきらめることは何度も考えましたが、他の障害者が同じ思いをしてはいけないと考え、提訴を決心しました。


5月25日に第一回目、6月29日(金)に第二回目の口頭弁論が、東京地方裁判所で行われ、DPIでは弁護団と協力し、支援の傍聴の呼びかけ等を行いました。

多くの障害者の仲間の傍聴参加があり、障害者の多くが、このようなあからさまな差別を許さないという気持ちを持っているということを証明しています。

■6月29日の裁判後の報告集会の様子■
裁判後、弁護士会館での報告集会では、弁護団より、被告は答弁書の中で入店拒否したのは“差別ではなく、暴れたから”と反論してきたが、これまでのやりとりの中には出てこなかった話であり、原告Aさんを更に傷つけているという反論を送ったことなどが報告されました。

かけつけた障害当事者の中からは、この入店拒否事件に近いような様々なサービスの拒否体験が語られ、またこういう差別をさせないためにも差別禁止法を成立させたいなどの提起も出され、熱気に溢れた報告集会となりました。

「誰を店に入れるかは自分が決める。障害者の入店は断る。」という店長の対応を、このまま放っておくことはできません。今回の事件に限らず、不合理なサービス拒否は差別であり、法的にも許されません。

DPI日本会議は、誰もが共に暮らせる社会を目指して、今後も、この裁判に全力で取り組んで参ります。

皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。







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