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レポート情報

Tさんのこころ塾における職場復帰支援プログラムの取り組み

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今回はTさんのこころ塾における職場復帰支援プログラムの取り組みを紹介します。

Tさんはこころ塾で約6ヵ月の復職プログラムを終えて、9月にリハビリ出勤を開始されました。

「6ヵ月も!」と思われる方もいると思いますが、7年間の間にうつ病による休職・復職の繰り返しを続け、苦しんでこられた時間を考えると、それでも短いくらいです。こころ塾利用のきっかけは、テレビで「認知行動療法」を知りこころ塾の存在を知ったことでした。その時にすでにTさんの中に「治りたい、治るんだ」という強い思いが湧きあがっていたと思われます。

Tさんの自己分析の研究発表から、うつ病の原因やそれを乗り越えた過程をかいつまんで報告します。


*うつ病の原因と考えられるもの
職場における
1、職場の配置転換における業務の変化
2、チームを組んだ人との人間関係の難しさ
3、業務が思ったように進まない焦り
4、様々なストレスからの自信喪失

合わせて、私生活における
5、両親の相次いだ死
6、女で一つで育てあげた子どもの自立
による強い孤独感

人生で何度も経験しない大きな喪失体験が重なってしまいました。

*その頃のうつ病の症状
1、朝が起きられない
2、身体が重たく、鉛が入っているよう
3、何もしたくない(歯磨きやトイレも・・・)
4、電話や人との会話が苦痛
5、体調不良(頭痛、過呼吸症候群、パニック障害)
6、人の目が気になる
7、昼夜逆転の生活
8、自殺願望→自殺未遂
9、入退院の繰り返し
9、休職復職の繰り返し

このような症状が終わりが見えないまま、延々と続きました。

うつ病を克服するためには、自分の特徴を正確に把握することが重要です。

*自分の性格や考え方の気になる点
1、朝起きられないとすべてダメ
2、嫌なこと、ダメなことしか見えない
3、いつも頑張らないといけない
4、他人の評価が気になる
5、不安なことばかりを考えてしまう

これらの、物事をマイナスに捉えがちな性格や考え方のクセをプラスに持っていくことを学びました。





*こころ塾で学び取り組んだこと
1、自己管理の重要性
    生活リズムを崩さない
    考えるより、まず行動する
    目の前のことを淡々とやる
2、認知行動療法
    自分の認知の癖を知り、
    新しい考えや別の考えを探す
3、アサーションを使ったコミュニケーション
    自分もOK、相手もOK
そして仲間の大切さ。

*自分の性格や考え方の改善
1、朝起きられないとすべてダメ
    →何も考えずに起きて一気に行く
2、嫌なことしか見えない(自分も他人も)
    →良いところは必ずある
3、いつも頑張らないといけない
    →しんどいときはゆっくりやったのでよい
4、人の評価が気になる
    →人は思ったほど見ていない
5、不安なことばかりを考えてしまう
    →考える事をやめて、まずは動く

これら様々な内容を、会社形式のこころ塾に毎日通い、体得を目指しました。
そうは言っても始めは無理ができず、来ることを目的に開始しました。
次は、朝間に合うこと。それからは午前中いること。夕方までいること。最後はフルタイムに耐えること。とレベルアップを重ねました。
その頃には、内容も単純作業から軽作業に、1人から責任を任されたリーダーにと復職に近づいて行きました。

念願の出勤後にうつ病の再燃・再発を起こしてはもともこもありません。
そこで最後のステップとして

*リハビリ出勤や復職後、心掛けること
1、生活リズムの安定 
    自分のペース、早寝早起き、薬の利用
2、仕事人として
    無理をしない(6~8割)
    人と比べない、過去の自分と比べない
    人の評価を気にしない
相談できる人、避難場所を確保する
3、生活の充実
    プチ認知療法→出来たことを足し算
    自分へのご褒美、気分転換

先日、「大変だけれど何とかやれています。」と顔を見せてくれたTさん。
目が生き生きと輝いていました。







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