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レポート情報

プロジェクトを始めてわかった、子どもの人身売買

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報告日 2010/02/11
プロジェクト名 スマイル・ガーナ プロジェクト
団体名 認定特定非営利活動法人ACE

頭の痛い問題も見つかっています。子どもの人身売買です。ガーナ政府の公式見解では、カカオの生産地域では子どもの人身売買はないことになっています。このあたりは、かなりセンシティブな問題で、実際には政府も現状を把握しきれていないのが実情です。実際には、私たちが活動しているクワベナ・アクワ村では4人の男の子たちが、ガーナ国内の他の地域からお金で買われる形で連れてこられ、労働者として働かされていることがわかりました。

エマヌエルとステファン(仮名)は年齢が10歳前後(年齢を聞いても本人たちは答えられませんでした)の男の子で、ガーナ北部の親元を離れ、カカオ生産と牧畜で生計を立てる小作農家の労働者として暮らしています。この家の子どもは学校に通っていますが、ふたりは学校へ行くことは許されず、私が会った日には、この農家が所有する牛10頭ほどの放牧を行っていました。





話を聞くと、朝食をとったきりで、炎天下の中、一日中牛を連れて歩き続けていたとのこと。お腹を空かせていました。自分の体よりも何倍も大きい牛はコントロールするのが難しく、襲われる危険性も高いので、とても危ない労働といえます。

人身売買の被害にあった子どもたちへの対応としては、子どもをまずは安全な場所に保護し、最低限の衣食住を確保することが最優先となります。また、一方的に雇い主のいいなりになるような扱いを受けてきているので(時には暴力や虐待を受けている可能性も)、子どもたちの心理的なカウンセリングや教育を受けるためのリハビリも必要です。さらに、最終的には家族の元に帰ることが目標になるので、家族の居場所を突き止めて連絡をとり(たいてい遠く離れた別の州で探すだけでも困難です)、家族を説得するなど、やらなければならないことは多岐にわたります。





また、国際法およびガーナの国内法に照らしても人身売買は違法ですから、法に基づいて雇い主を捕まえ、裁くなどの対応も必要となります。

人身売買の被害にあった子どもたちの存在は、活動を始める前の調査では把握しきれていませんでした。やはり地域に入り込まなければわからない問題があるのだなあと感じています。昨年は当初計画した活動では十分な対応を取ることができなかったため、今年は、現地パートナー団体の現地スタッフと入念な打ち合わせをし、迅速な対応がとれるよう、体制を整えていきます。

そのため、当初想定していた以上の予算がかかることもわかりました。危険にさらされている子どもたちを守るためには必要なことです。現地で十分な活動ができるよう、私たちとしてはより一層力を入れて資金調達にも取り組まなければなりません。




てんとう虫チョコの今年の販売目標は15,000個。チョコ募金とあわせて400万円を集め、現地の活動に活用させていただく計画です。ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。




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