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干魃の次はエルニーニョか

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タンザニアといっても、多くの日本の方にはまだまだ縁遠い、馴染みのない国であろう。「それどこの国?南米あたりにあるの?」と聞かれることもある。国より山(キリマンジャロ山)の方が有名であったりする。     

しかし有名であることが、あながち良いこととも言い切れない。知られていないということは、それだけニュースとして取り上げられることが少ないということでもある。とくに日本の場合、アフリカのニュースといえば、紛争、飢餓、エイズなど、マイナスの情報ばかりが取り上げられる傾向にある。そんな日本でニュースにならないということは、タンザニアという国がそれだけ平和で安定した国であることの証左でもある。

タンザニアの人々に「お国自慢は何ですか?」と聞くと、多くの人が「Nchi ya amani(平和の国だ)」と胸を張って答える。

ところがそんなタンザニアが、最近(9月以降)たびたびニュースに登場するようになった。まず最初が、タンザニア北部と、キリマンジャロ山を挟んだ隣国ケニアを襲っている厳しい干魃のニュース、次がキリマンジャロ山の氷河が2033年には消えそうだという新たな分析のニュース、そしてつい先日(11月14日)、「キリマンジャロ近くで地滑り発生、死者多数 タンザニア」(CNN)というニュースが飛び込んできた。

地滑りのニュースは現地情報も合わせると、私たちの活動地でもあるタンザニア・キリマンジャロ州のサメ県で、11月10日夜、4日間続いた大豪雨のため、重さ20tから最大40tにもなるという巨岩を含む大規模な土砂崩れが発生し、2つの村で住民、家屋、家畜が埋まり、1週間ほど経った時点で24名の死者が掘り出され、まだ何人埋まっているか分からないというものだ。

ほんの1~2ヶ月前まで流れていたニュースは、東アフリカ(ケニア、タンザニア北部)をここ10数年で最大という厳しい干魃が襲っているというものであった。それが一転、大豪雨のニュース。原因としてはエルニーニョが伝えられている。(※)

また豪雨が降ったのはキリマンジャロ州だけではなく、首都のあるタンザニア中部のドドマ州でも同様の集中豪雨があり、やはり死者が20名ほどが出ているという情報も入ってきている。

現地は11月、12月が小雨期。このような集中豪雨がこれからも続くのか?エルニーニョが原因となれば、長期化の恐れもある。

ニュースにならない平和の国タンザニア。その穏やかな日常に波紋を広げるような最近の出来事の連続である。

※ 国連関係者はこの10月、東アフリカ諸国に対して、エルニーニョ現象による豪雨を警告。これにともなう地滑りや農作物被害、伝染病の発生などに警告を発していた。







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