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タンザニア北部、東部、大雨期の降雨不調

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「タンザニアの北部、東部地域では、3月から5月にかけてが大雨期となる。私たちが植林協力を行っているキリマンジャロ山は、タンザニアの北東部に位置しているが、今年の大雨期の雨量が著しく少ない状況となっている。

図は2008年12月から2009年4月にかけての、タンザニア全土における降雨状況を示したものであるが、キリマンジャロ山(赤枠部)を含む北部、東部地域一帯は、雨量が例年比50%~79%であることを示す黄色から、30%に満たないことを示すこげ茶色に染まっている。キリマンジャロ山麓はほぼ茶色で、例年の30~49%の雨量であることが分かる。私たちの主力植林地があるキリマンジャロ山テマ村(標高1,600m)では、1月~4月の雨量が1998年~2008年の同期比34%しか降っていない。

北東部域では年間総雨量の50~60%が、1月から4月にかけての4ヶ月間に降ることから、この時期の降雨不足は作物生産にも影響を与えることになる。幸いにして、穀倉地帯である中部、西部で順調な降雨に恵まれたことから、北部、東部地方にもこれらの地域の作物が流れ、飢饉になるような状況ではない(それでも北部の一部地域には、国際機関、国際NGOによる食糧援助が実施された)。

食糧の輸送手段を持つ人間はまだ良いが、移動範囲の限られる動物たち、まして身動きのきかない植物には厳しい状況である。当然のことながら、小規模苗畑グループによる大雨期植林にも影響が出ている。一部の苗畑では苗木が十分育たず、植林に着手できないでいるほか、他のグループから苗木の供給を受けて植林に取り組むグループも出ている。

4月には降雨が少ない中で、キリマンジャロ山麓では5つの苗畑グループ(小学校苗畑を含む)により、2,345本の植林が取り組まれた(その他、地域に配布された苗木600本、販売された苗木4,876本)。隣のアルーシャ州はさらに降雨不足が厳しく(図でこげ茶色の部分)、2カ所ある苗畑グループのいずれとも、植林はまったくできなかった。

一方、半乾燥低地で実施している養蜂事業は、水不足からすべてのミツバチが営巣を放棄して逃亡してしまい、大打撃を受けている。ハチが戻り再び営巣してくれるまで、相当な辛抱を強いられることになるだろう。


5月に入り多少雨が戻ってきた。大雨期植林も、この6月にどれくらい降ってくれるかが鍵を握ることになる。


(図は2008/12-2009/4までの タンザニア降雨状況を表している。 出典は国際連合人道問題調整事務所、ReliefWeb)







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