感染予防のマスクを付けて。体育館などでも支援を受けられます。
病気や手術で入院・治療の期間も「授業が受けたい、授業に参加したい」という、病児・障害児のニーズに応えるため、インターネットを活用した遠隔授業の普及に取り組みます。
【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】長野サマライズ・センターは、長年、聴覚障害児のために、インターネットとタブレットによる遠隔操作を利用した文字通訳などの教育支援を行ってきました。文字通訳は、学校で授業を受ける際に有効ですが、人工内耳装用手術を受けるために入院するときなどは、学校以外に行くことができません。そのため、「遠隔支援システム」に取り組み、実際に教育現場を中心に、支援活動を行ってきました。遠隔授業が必要なのは、聴覚障害のあるお子さんだけではありません。病気やけがで長期入院する子どもは、国内に年間6,000人以上おり、そのうちの4割は授業が受けられていないというのが実態です。短期の入院を繰り返していて、続けて学校に通えない子どもたちも少なくありません。遠隔授業のシステムや、インターネットテレビ電話などの無料の仕組みや、遠隔診療に使えるシステムは社会に徐々に増えてきています。しかし、実際にはなかなか活用されておらず、使い方も認知されていないことが課題となっています。【解決する方法】入院中の子どもたちが学んだり、自宅の家族と交流できる、遠隔交流システムを開発しているNPO法人e-MADO病気のこどもの総合ケアネットと協力して、遠隔授業の普及をはかります。そのためにまず、医療機関や当事者家族などのニーズ調査を行います。それぞれのニーズに適した遠隔診療システムなどを調査し、学校の協力も得ながら、遠隔での体験授業の実施をサポートします。【プロジェクトのもたらす長期的成果】長期的には、障害や病気を持ったお子さんたちに、ICTを活用した授業支援を行うための「子どもICT基金(仮称)」を立ち上げて、一人でも多くの子どもたちに学ぶ機会を提供していきたいと考えています。学ぶことは、つらく、苦しい手術や治療、長い療育生活にある子どもたちに、小さな希望を生み出します。そして、病気や障害があっても、社会で活躍できる人材を育てることにもなります。【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】・普段から情報が届かない聴覚障がいのお子さん。入院することになって、より授業に遅れを感じる保護者の希望に応えられないか、と考えたのがきっかけのプロジェクトです。「聴覚障害」分野だけでは解決できない課題を、広いネットワークを模索しながら、多方面から解決に近づいていきたいと考えています。(長野サマライズ・センタースタッフ)・自分の経験から、長期入院している子どもたちの支援は、本当に力を入れてもらいたいです。ただ、中には長期入院される方だけではなく、一回の入院期間は短くても、繰り返して入院を余儀なくされる子どもたちも多いのです。そういった「グレーゾーンへの支援」にも、目を向けてほしいです。(入院経験当事者である学校関係者)【寄付によって達成できること】・1万円あれば、スマホやタブレットのインターネットテレビ電話機能を使った、もっともシンプルな授業支援体験を1回提供することができます。・2万円あれば、遠隔診療システムをお借りして、セキュリティの高い授業支援体験を1回提供することができます。
(最低寄付受付金額は1,000円です。)
※継続寄付を希望される場合は、『寄付回数』で「毎月」「6ヶ月ごと」「毎年」のいずれかをお選びください。(クレジットカードのみ)
※継続寄付は、今回が初回決済となりますので、二回目以降の決済月をご指定下さい。
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