急激な経済成長を遂げているブラジルですが貧富の差は大きく、また、毎年エイズで1万人以上の人が命を落としています。HIVウイルスに感染した人への偏見もなかなか解消されていません。 政府やNGOも予防や啓発のためのプログラムを実施しています。しかし、障害を持つ人たちには、その情報が伝わりません。たとえば、ラジオ番組による啓発はよく使われる手段ですが、聞こえない人には伝わりません。いろんなポスターやパンフレットが配られていますが、字の読めない人には伝わりません。 DPI日本会議では、2008年10月からブラジル東北部のレシフェ市で、読み書きのできない障害者を対象としたエイズ教育のプロジェクトを始めました。このプロジェクトでは、現地のろう者(耳の不自由な人)の組織が中心となって、障害者にエイズ教育を普及し、予防と偏見をなくしていくための活動を行います。現地の障害者が教育方法を会得し、自らの手で教材を開発することで、読み書きを学ぶ機会のなかった障害者が本当に理解できる形で情報を届けることができるようになります。 皆様からいただいたご支援は、障害を持つワーカーたちの教育を支える活動に使われます。
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