知的には異常がなく、聴覚や視覚も正常なのに読み書きに困難を示す「発達性Dyslexia(ディスレクシア)」の発現率は、日本語では3%弱と言われています。しかし英語圏ではその3倍から6倍以上いう報告もあります。この差はおもに日本語と英語の特徴によるものです。日本語ではあまり目立たずとも、ほぼ同じ割合で日本の子ども達も読み書きに何らかの困難を抱えていることが推測されます。また、日本の子ども達が英語を学ぶ場合には、5人に1人以上の割合で困難に当面する可能性も指摘されます。しかし適切な支援さえあれば、相当の改善が期待できるものであることは、私達のこれまでの実践からも明らかです。その困難が理解されにくいこともあって、日本ではその対策が遅れています。これが原因となって不登校などに陥っているケースも少なくありません。日本人の学習特性に合わせた支援方法の普及と学習教材の開発が急がれます。リヴォルヴでは、学校になじめずにいる子ども達のための『ライズ学園』を運営しているほか、不登校の背景にある学習障害などの問題に関する公開講座も開催しています。また、つまずきがちな子ども達への支援方法の研究に努め、独自に開発した「ひらがなれんしゅうちょう」「ABC英語れんしゅうちょう」等は、全国で200を超える幼・小学校等で利用されています。またウェブ上では、ひらがな、カタカナ、英語などのデジタル教材が無料で楽しめる「こどもの森」や教材販売サイト「森の教材館 マナビィ」を運営しています。今回のプロジェクトでは、現在開発に取り組んでいるコンピュータ学習教材「ひらがなの森」「英語の森」のバージョンアップに取り組むとともに、子ども達のつまずきを体験する「疑似体験プログラム」コンテンツの開発、配信を目指しています。これらが開発されれば、読み書きに困難を抱える子ども達のつまずきを未然に回避、軽減することができます。また、指導にあたる人々が子ども達のつまずきを体験することで、これまでの学習指導を見直す契機としたいと考えます。教材開発を行っていくためには、開発経費(人件費、印刷製本費等)として360万円が必要です。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
※1 最低寄付受付金額は1,000円です。
※2 今回が初回決済となりますので、二回目以降の決済月をご指定ください。 (継続寄付の説明はこちらへ)
2013/05/07
RISE English Course 英語カレンダー
2011/02/26
『読み書き困難の疑似体験コンテンツ』の無償配布を開始しました
2010/06/22
学習ソフト「英語の森 ver1.0」が完成しました!
プロジェクト総予算
360万円
プロジェクトタイプについてはこちら
メルマガ登録 | お問い合わせ | サイトマップ | FAQ | 特定商取引法に基づく表記 | プライバシーポリシー | セキュリティについて
Copyright © Public Resource Foundation. All Rights Reserved.