チョコレートに欠かせないカカオ豆。 日本はカカオ豆の約70%をアフリカのガーナから輸入しています。ガーナのカカオ生産は小規模農家によって支えられていますが、十分な収入を得られないため、学校に通えず農園で働く子どもたちもいます。 ACEが2008年に行ったガーナでの現地調査では、子どもがカカオ作りのすべての工程に関わり、草刈りや収穫などのナタを使った作業や、重さ20kgを超えるカカオ豆を頭に乗せて長い距離を運んだり、農薬を扱うなど、危険で体に負担のかかる労働をしていることがわかりました。 小学校では、教室が足りないため、6年生が炎天下で授業を受けていました。机やイスが足りないなど、学校の設備も不十分であることがわかりました。村にはくみ上げ式の井戸が1つあるだけで、濁った水も枯渇状態。調査を進める中で、さまざまな問題を抱えていることが分かりました。 ■このような状況を改善するため、ACEは、ガーナのカカオ生産地の村で、子どもを危険な労働から守り、就学・通学を支援するプロジェクトを2009年2月から行っています。 プロジェクトを実施するのは、ガーナ中西部のアシャンティ州。首都アクラに次ぐ第2の都市クマシから車で約3時間のところにクワベナアクワ村は位置しています。周辺の集落をあわせて、約600人が暮らし、全ての世帯がカカオ生産に従事しています。 ■正式なプロジェクト名は「持続可能な農園経営と教育を通じた児童労働撤廃プロジェクト」。英語のプロジェクト名の頭文字を組み合わせると「SMILE」になるので、スマイル・ガーナプロジェクトと名付けました。 プロジェクトでは、現地のNGOと協力して、以下の活動を行います。 ・子どもの危険労働を防止し、就学を進めるための啓発活動やモニタリング活動 ・学校環境の改善のための取り組み(親、教員、子どもたちによる話し合いと改善活動) ・子どもの参加を促進するための子ども権利クラブの活動 ・お母さんを対象にした子どもの栄養改善トレーニング ・農家を対象にカカオ栽培の技術向上のためのトレーニング プロジェクトは3年間の計画で活動を進めており、1年目はまず、子どもを危険な労働から守り、就学を徹底させることに力を入れます。 ■プロジェクトを実施するためには、ワークショップや会議の開催費用、トレーニングを行う専門家への謝金や交通費、その他運営費などが必要です。 ■クワベナアクワ村に住む子どもたちが危険な労働から守られ、学校に行けるようになり、農薬に頼らない、環境にもやさしい農法を実施することにより、カカオ農家の収入の向上を図ることができるよう、みなさまのご協力をお願いします。
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プロジェクト総予算
100万円
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