日本は国土の3分の2が森です。 日本人は森から山菜や木の実などの食料はもちろん、家や道具をつくる材、衣服をつくる繊維、田畑の肥料、燃料など、さまざまな恵みを得ながら持続可能な暮らしを営んできました。しかし、高度経済成長期以後、石油などの化石燃料に依存する暮らしへと変化し、森とともに生きてきた伝統的な知恵や技は急速に失われつつあるとともに、森林の荒廃や生物多様性の減少、地球温暖化等が進んでいます。 一方、次世代を担う子どもたちは、野山で遊んだ経験もなく、口に入れるものはすべてお金で買ったものでしかない、という環境の中で育つようになりました。他者とのコミュニケーションをうまくとることができず、社会との接点が持てない若者たちもまた増えています。 共存の森ネットワークでは、2002年から毎年、100人の高校生による「森の聞き書き甲子園」を実施しています。高校生が「森の名手・名人」を訪ね、一対一の対話をとおして、森とともに生きる知恵や技術、ものの考え方や生き方を「聞き書き」するものです。高校生が「自然」と「人の暮らし」のつながりをトータルに学ぶ環境学習の場をひらくとともに、「自然との共生を基本とした新たな社会づくり」と、「その担い手となる青少年の育成」を目指します。 また「森の名手・名人」にとって、「聞き書き」による人生の記録が後世に残ることは、ご自身やご家族の励みになっています。「森の名手・名人」に選ばれたことをきっかけに、地域の小中学校での環境教育活動等に参加するようになったとおっしゃる方もいます。 今年も「森の聞き書き甲子園」を実施します。高校生の参加費は無料にし、寄付や助成金により聞き書き研修の費用や交通費、フォーラムの開催費などをまかなっています。 【森の聞き書き甲子園スケジュール】 ■参加高校生募集・・・毎年5月中旬から7月上旬まで、都道府県からの推薦ならびに公募により募集(定員100名)。 ■研修実施…毎年8月に参加高校生100人を対象とした研修を実施 ■聞き書き取材…毎年、社団法人国土緑化推進機構が選定する「森の名手・名人」100人を、それぞれの高校生が訪ね、1対1で「聞き書き」取材を行う。 ■レポート提出…1月半ばまでに、聞き書き作品を事務局に提出。事務局は、「聞き書き作品集」を作成する。 ■フォーラム開催…3月末に、東京都内のホール(定員450名)で、成果発表を兼ねたフォーラムを開催。 ご寄付いただいた方には、メールにて3月末のフォーラムのご案内をお送りいたします。 1万円以上ご寄付いただいた方には、「聞き書き作品集」をお届けいたします。(ご寄付の際に、住所・氏名をご記入ください。)
※1 最低寄付受付金額は1,000円です。
※2 今回が初回決済となりますので、二回目以降の決済月をご指定ください。 (継続寄付の説明はこちらへ)
2009/05/22
森の“聞き書き甲子園”参加高校生の募集を始めました!
プロジェクト総予算
3,000万円
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